ネパールde浦島太郎
10年半の日本生活を終え、帰国した(元)留学生の記録。
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Author:dipsky
10年半の日本生活を終え、
ネパールに戻って参りました
シャキャ・ディプです。
専門は教育社会学ですが、ここでは
日々のネパールでの奮闘を記録しています。

Email: dipskyjp@gmail.com

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制憲議会3ヶ月延長
昨年同様、今年も深夜の延長劇で制憲議会の期限が延長された。
昨年は日にちが変わる15分前から議会がスタートして、
深夜1時過ぎに延長が決定していたのに対して、
今年はなかなか政党間に合意が得られず、
11時15分から議会がスタートし、
実際延長が決定となったのは朝の4時。
期限が過ぎてからの延長決定とも思えるが、
延長プロセスを日にちが変わる前から始めているので
「よし」としている。

現政権から1年の期限延長案が出ていたが、
マオイストとネパールコングレスとの話し合いで
とりあえずは3ヶ月の延長となった。
3ヶ月以内に和平プロセスや新憲法の草案を作成し、
その後また3ヶ月の延長をする予定なので
実質は6ヶ月の延長と言っていい。
もちろん、3ヶ月で二つの課題をクリアする前提なので
3ヶ月経過しないとなんとも言えないところはある。

マオイストの武装解除が一番の争点となっていたが、
来週(6月3日)までにマオイストの一部のリーダーが
使っている人民解放軍ボディガードを外すことや
軍統合プロセスを始めると報道されている。

また、予想通り最後になってマデシ系の政党が
一つのマデシ自治州を確保すること、
軍に1万人のマデシ枠をつくること、
現首相の辞任、という三つのことでバーゲニングしていた。

とりあえず、以下の5ヶ条で主要三政党が合意をしているので意訳をしておく。
1.3ヶ月以内に和平プロセスの基本的な課題をクリアする。
2.3ヶ月以内に議会を通して、新憲法草案を作成する。
3.ネパール軍を包摂的にする。また、過去のマデシ政党との合意を効果的に実施する。
4.制憲議会の期限を3ヶ月延長する。
5.合意の政権を結成するために、現首相が辞任する。

3ヶ月という具体的な日程が明確になって一段落はしたが、
実際はまだまだ予断を許さない状況である。
過去にも、和平プロセスが日程が決まってから
進まなかった二つの例がある。
だからこそ、今回ネパールコングレスがマオイストの武装解除にこだわっている。
また、もう一つの爆弾はマデシ政党が主張する一つのマデシ自治州である。
多様な民族が住むタライ地方を一つのマデシ自治州として主張することが困難であり、
すでに本日先住民であるタル族が反対声明を出している。

まだまだ先が長いとしか言えないネパール制憲プロセスである。
民主主義は難しい。
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