ネパールde浦島太郎
10年半の日本生活を終え、帰国した(元)留学生の記録。
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dipsky

Author:dipsky
10年半の日本生活を終え、
ネパールに戻って参りました
シャキャ・ディプです。
専門は教育社会学ですが、ここでは
日々のネパールでの奮闘を記録しています。

Email: dipskyjp@gmail.com

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早朝からケンカとゴミ問題
早朝5時から外で争う声が聞こえ、目が覚めた。
なんのことがさっぱりわからなかったのだが、
よくよく聞くとゴミのことでケンカしていることが判明。

ネパールでは、早朝から家をキレイにするのが日課。
家中にほうきをかけ、ゴミを家から出す。
その出したゴミを集めゴミ袋にきちんと処理するのが
一般常識なのだが、そのゴミを蹴っ飛ばして散らかした輩がいたらしくて
家主が近くのおばはんがその犯人だと朝から罵倒しているのだった。
おばはんもその二倍の勢いで罵倒返し。
30分ぐらいは続いたかなぁ・・・
男同士だったら殴り合いになってたかも知れないが、
女・男だったので罵倒で済んだ。
しかし、かなりの近所迷惑。
おかげで、二度寝をしてしまい、起きるのが普段より遅かった。

さて、以前から思っていたのだが、ネパールではゴミ問題が深刻。
例えば、ゴミが街角で積まれていたり、
路上で普通に散らかっていたり。
しかし、ここにも書いたように
ネパールでは朝から家をキレイにするのが一般的。
しかも、かなりのリサイクル社会だと思う。
例えば、新聞紙、鉄くずやプラスチック系のゴミを回収しに来る業者が存在する。
この間も家にあった、これらのゴミを売って、野菜や現金収入を得た。
なのに、ゴミ問題が存在する背景には、
行政能力の不備(廃棄処理場や回収車の問題)があるのはもちろんだが、
ケンカの原因にもなった「自分の家だけキレイになれば良い」という自己中心的な考え方が存在する。
日課のほうき掛けの際も基本的には、一家内だけする人がほとんど。
少し範囲を広げて、近くを掃除する人はすくない。
路地の掃除のために、地域改善組織で人が雇われているが、
朝ほうき掛けしていっても昼までにはゴミが散らかっている状態。
また、毎朝定時にゴミ回収車が来るのに、
それを待たずに夜暗闇の中で、路上で捨てる輩もいる。
(最近は罰金で厳しく取り締まっている地区もある。)

社会教育を通して、このような行動をやめるよう徹底すべきなのだが、
人の行動はそう簡単に変わらない。
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コメント
民度について
ネパールでは、早朝から家をキレイにするのが日課。
家中にほうきをかけ、ゴミを家から出す。
その出したゴミを集めゴミ袋にきちんと処理するのが一般常識
というきれい好きなネパールの人々。
しかも、かなりのリサイクル社会でもある国。

なのに一方で、ゴミが街角で積まれていたり、
路上で普通に散らかっていたりする。
それは、「自分の家だけキレイになれば良い」という自己中心的な考え方が存在するからなのでしょうか。
そしてネパールでは、昔から、
「少し範囲を広げて、近くを掃除する人」は少なかったのでしょうか。

やはり、ネパールの民度を挙げ、現状を変えていくために必要なのは、
「質の良い教育」というところに帰着しそうですね。
[2011/06/02 21:33] URL | やかちゃん #- [ 編集 ]

Re: 民度について
学校での教育と連携した政策が必要だとみています。
教育が万能薬ではないのですから。
[2011/06/03 21:26] URL | dipsky #- [ 編集 ]

Re:Re: 民度について
「学校での教育と連携した政策が必要。教育が万能薬ではないのですから。」
確かにその通りですね。
「教育と連携した政策」を実現するために必要なのは、
そういう教育と政策を実行できる力や影響力を持った存在か。
あるいは、みんなの意識を変え賛同を得、支持される魅力的な論か。
いずれにしても、現実に急に現れるとは考えにくいような…
[2011/06/04 00:43] URL | やかちゃん #- [ 編集 ]

Re:Re: 民度について2
ネパール式暗記教育の弊害とは (その2)の中の
「しかし、このネパール式暗記教育には重大な欠陥がある。
これは私から見ればもはや致命的と言っていいくらいだ。
それが何かと言えば、想像力や独創性が育ちにくいことである。」
というのを読んで、「暗記一辺倒を排し、柔軟な思考力の育つ教育を」
というシャキャさんの強い思いの背景が納得できました。
硬直した発想の社会の将来に、明るい展望は描きにくい。
ネパールにも日本にも言えそうです。
ネパールのゴミ問題・日本の原発問題は、同根?!
[2011/06/04 02:05] URL | やかちゃん #- [ 編集 ]


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